舞台俳優は過酷な職業なのか?現実を惜しみなく徹底暴露!!

初めて舞台の本番を見たとき、舞台の煌びやかさ・非現実を生きている出演者に憧れを抱き・・・・・・・。

 

『よし!!俺・私も舞台俳優になるんだ!!!』

 

とにかくキラキラと輝いているあの場所に立つんだと意気揚々としている方がこの記事を読んでいるのではないでしょうか?

もしくは、どこかで本当にやっていけるのか?どんな事をしていくの?そういう不安を持っている方も少なからずいるのではないでしょうか?

 

そんな方の為に、今回は舞台俳優の裏側を徹底的に暴露していこうと思います!!

正直な所、かなり過酷な職業です!現在サラリーマン生活に転身した筆者は思うのです。

 

『サラリーマンの方が100倍楽です。』

 

ただし厳しいからこそ公演の成功や舞台で演じる事の素晴らしさ・楽しさ・感動は計り知れないものです。一度でも、この感動を味わってしまうと舞台の虜になってしまう程の魔力があるのも確かです。

 

趣味ではなく職業・仕事として舞台俳優を選んだ方の為に、惜しみなく現実を暴露しようと思います。筆者は俳優として生活出来る様になるまではフリーランスで芸能事務所・劇団に所属する事をしていませんでした。その観点から、今回は伝えられる事をガンガンお伝えします!!

 

かなりシビアな内容になると思いますが見て行きましょう!!!

 

オーディションが厳しめ?

 

オーディションに関しては、正直な所ピンキリです。

 

小劇場のかなりマイナーな劇団等でしたら経験が浅い方でも出演の機会を得れる可能性は大いにあります。

しかし、この記事を読んでいる方はおそらくプロの舞台俳優としてやっていくことを目指していると思いますので、舞台経験という観点では小劇場の公演オーディションを受けるのは◎です。しかし、ここに舞台俳優を目指す方が陥る罠があるのです。

小劇場のマイナー劇団ですと『オーディション受ける⇒受かる』の方程式が成り立ちます。そうしますと表現する場所があると思い、その界隈で安住してしまう舞台俳優がごまんといます。目指し始めた当初はプロとして生きて行くと決心していた筈が、いつの間にか小劇場界隈から抜け出せなくなる・・・・・本当にこのケースを数多く筆者は見てきました。

ある小劇団のメンバーと会話した際、衝撃だった言葉があります。

『上を目指そうとなると稽古厳しそうだし、怒られるのとか嫌なんだよね・・・・だから、ここで良いや。』

はっきり言って、そんな人は俳優を辞めなさい!!

 

只でさえ、俳優を目指している最中は社会のレールから外れているのですから。フリーター以上に宙ぶらりん。むしろ夢を追うという大義名分に胡坐をかいているニート同然なのです。

相当な覚悟と行動力が無ければ絶対にダメなのです!!そうならないためにも無闇やたらに小劇場の舞台に立ち続けるというのは得策ではありません。そんな事を繰り返すならば、自己投資でダンスに通う・殺陣を習う等をしていた方がよっぽどプロの俳優に近づくと感じます。

 

筆者なりの見解では小劇場の舞台に出演する際は、ある程度の評判がありオーディションも倍率が厳しめな所を選ぶ。そういう劇団の公演に出演し経験とスキルを磨き箔をつける、そして大手劇団や大規模な公演のオーディションを受ける事をお勧めします。

 

筆者は、そこに関してはかなりシビアに判断し出るべき劇団・公演を上から目線で判断していました(笑)

ですので、1年間で出演出来るのは多くて2~3回とかなり少なかったです。しかし、そこの判断を見誤るとやる気と上昇志向を無くしていきます。そこだけは失わないことです!!公演に出ない期間は自己投資でダンススクールに通い自己鍛錬していました。

 

では、舞台公演までの稽古はどんな事をするのか?やはり、モノを投げられたり怒鳴られたりするのか?実際はどうなのか?筆者の経験を交えながら現実を暴露していきたいと思います。

 

舞台稽古は、ハードなのか?

 

舞台稽古ははっきりと言いますとハードです!!

ですがハードという表現には幾つかの意味を含んでいます。まずは時間的な制約が多く稽古期間・稽古時間が長いという点においてハードと感じると思います。加えて肉体的・精神的にもハードであると感じます!

 

まずは、時間的な点におけるハードな面を見て行こうと思います。

ここにおいては、とにかく稽古期間が長い!1か月半~2か月は稽古期間があります。稽古開始直後は比較的稽古時間は短めなのですが、公演が近づくにつれ稽古時間が長くなるのが常です。そうなると、俳優を生業に出来ていない方はアルバイトも出来ません。そういう意味では金銭的にもハードであると言えます。

筆者の経験上、公演2週間前になると稽古時間は10時間近く行う所が多いと感じます。

朝から晩まで演技の事しか考えないというのはある意味幸せな事でもあります。ですが、筆者はとにかく稽古が嫌いでした・・・(笑)稽古時間が長すぎる事に発狂しそうになる毎日でした・・・・今現在あの状況に戻れと言われたならばNO!と言うでしょう・・・(笑)それくらい時間的制約がありハードであると思います。

 

では、肉体的・精神的にハードな事とは何でしょうか?

そこに関して、当たり前ですが俳優は肉体労働です。アスリート並みの運動量と運動神経を求められる事がザラです。舞台で表現する事は見ている以上にハードで肉体の鍛錬が無いと確実に倒れます、公演期間を乗り越える事すら厳しいと感じます。

しっかりしている劇団やプロデュース公演であればあるほど、舞台稽古中は台本稽古の前に肉体訓練があるところが多いです。ランニング・ストレッチ・筋トレ・発声を毎日行うわけです。今考えれば、よくやってたものだと思えます。

 

精神的な面に関してはプレッシャーという精神的な重圧もありますが・・・・筆者が経験上感じるのは演出家のダメ出し・叱責が精神的にハードと感じると感じます。

演出家も舞台の成功の為に稽古をするわけですから、稽古にも熱が入るのは当たり前です!!その為、それはそれは激が飛び交います。

正直な所、現代社会はパワハラに対してかなりシビアになっていますが俳優の世界では未だに激高されたり、言葉の暴力はあると感じます。時代が変化しているので少しずつですが潮流は変化していると思いますが・・・・基本的にはコンプライアンスという言葉が無い世界だと覚悟する事が必要です。ですので、かなり精神的にもハードであると感じます。

 

いかがでしたか?かなりハードであるという事がお分かり頂けたでしょうか?このハードな時期を乗り越える事により役者としてのスキルと経験を得れるわけです。この繰り返しでしか俳優としての成長はありません。

 

アルバイトとの両立がハード?

 

では、俳優を生業に出来ていない方々に関しては、アルバイトと舞台俳優の両立もハードであるのは確かです!

ここの両立はまず訪れる試練でもあります。ここで挫折をし舞台俳優なのかフリーターなのか分からなくなる方が多数います。

生活の為、アルバイトを続ける。気付けばアルバイトばかりしていて俳優としての活動が疎かになり志すら忘れてしまう魔物がアルバイトと舞台俳優の両立の中には潜んでいます

 

この部分の突破がとにかくハードであると思います。常に自分が何故俳優をするのか?その為にどれくらいアルバイトをして生計を立てるのかを自分の中できちんと明確化する事がとても大切です!!自分自身の気持ちとの闘いがとにかくハードです!!

 

舞台俳優としてギャラが入れば生計が楽になるのは間違いないのですが実際はどうなのか?そこについて、次は見て行こうと思います!!

 

ギャラは入るの?入らないの?

 

ギャラが発生するのか否かは気になる方が多いと思いますので徹底的に暴露したいと思います。

 

正直な所、舞台俳優駆け出しの際はギャラは発生しないと思いましょう!!むしろ、小劇場の公演に参加する際は公演参加費として代金を払う事が常です。

 

劇団の運営によりバラつきはありますが公演後に公演参加費を返還する団体もあります。加えて、チケットノルマも課せられます。30枚程度の販売をしなければなりません。売れなければ自腹を切る場合や、公演参加費から天引きされ返還されます。

相場で言いますと、大半が10万円程を払う事が多いです。なかなか、この点についてもハードであろうと思います。

では、ギャラは入らないのでしょうか?ギャラが貰えるのはどの程度のレベルになれば貰えるのでしょうか?

正解かは分かりませんが筆者の経験上、かなりの大手劇団もしくはプロデュース公演等で無い限りギャラは発生しないと考えてください!

 

筆者も大手ミュージカル劇団に所属しておりましたが、ギャラは出演回数によりギャラが定められていました。1~9回が○○円、10~15回が○○円の様に区分されギャラ支給がありました。実際の所、出演が無ければノーギャラです。尚且つアルバイト禁止でしたので生活が出来ません・・・・かなり厳しい環境でした。両親からの仕送りを貰わないとやっていけないレベルでありました・・・・生活が安定するギャラが貰えるのはかなりの年数が必要でした。

 

ですので、ギャラを貰えるレベルになるのは一握りの俳優だけなのです。この点においてもハードである事は間違いありません。

 

では舞台俳優だけで生活が出来るのでしょうか?

 

舞台俳優で生活出来るのかい?

 

舞台俳優で生活するのは至難の業です!!

 

舞台だけで生活をしている俳優の方は本当にひと握りでトップクラスの方のみであると感じます。一流俳優の方の中には、舞台公演をやり続けたいからこそ映像作品に出て稼ぎを蓄え舞台公演に参加する方が多いのも事実です。

筆者は幸いにも大手ミュージカル劇団に所属していたり、他にもプロデュース公演や大手劇団にも所属し沢山の芸能人や俳優の方とも共演もしましたが舞台一本で生活している方は皆無でした。ですのでどの様に俳優として成功するかを考える事も大切であると感じます。

 

これから目指そうと考えている俳優という頂は正直な所、頂上があるかすら分かりません。ましてやゴールすら無い可能性もあります。その事を頭に入れて頂き、とにかく邁進してもらいたいと思います。

マイナスに聞こえる事を列挙して気持ちが沈んでしまった方もいると思いますが、それくらい厳しい世界に身を投じるという事なのです。夢に向かって邁進する事は尊い事ですが90%程の方は挫折し諦める世界なのです。徒労で終わった・・・・時間を無駄にしたと感じる事すらあります・・・・筆者ですら悔やんでいる部分は少なからずあります・・・・。そうならない為にももう一度自分自身の心と対話をしてください!!

 

失敗が怖いならば引き返しましょう!!それは逃げでもありません。人生をきちんと考えているという事です!!それでも舞台俳優を目指すんだという方は、意気揚々と目指しましょう!!揺るぎない覚悟を持って、俳優という職業を目指して下さい!!!

 

まとめ

オーディションの倍率・厳しさはピンキリ。ぬるま湯に浸かる可能性を含んでいる為、オーディションを受けるか否かは吟味するべき。

・舞台稽古は肉体的・精神的にハードであることは間違いない!!金銭面でもハードであると感じる事すらある。

・舞台俳優とアルバイトとの両立により、いつの間にかアルバイトがメインになり役者を諦める人が多い

・舞台のギャラ事情はかなりシビアでギャラが貰えるのは一握りである。駆け出しの頃は参加費を払う事が多い。

舞台俳優だけで生活できる人は一流の方のみ。ある意味そうなったならば一流の仲間入り!!

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